【初心者向け】バレエにかかるお金・費用について♩意外と他の習い事と変わらない?!
【初心者】バレエにかかるお金について
バレエはお金持ちがやるものというイメージが世間的には定着しているように感じますが、全然そんなことはありません。かくいう私も、中学も高校も公立に通うような超普通の一般家庭です🚲「お金がかかりそう」というなんとなくのイメージでバレエを始めるのを踏みとどまっている方がいたら、是非この記事を読んでください😊
先に結論!
結論から言いますと、週2回・発表会に出る(たぶんこのくらいが習い事としてはスタンダードです)前提で、「初期の道具揃え30000円、お月謝8000円、発表会(1〜2年に1回)70000円、消耗品(シューズなど)年間20000円」
合計 年間約22万円!
これが初心者が初めてバレエを始めるときにかかる、本当にざっくりとした金額です😳
個人差がありますし、これはあくまで初年の話なので、それぞれにかかる費用はこれから細かく見ていきましょう♩
それと個人的に思うのが・・・これ他のスポーツと大して変わらなくないですか?😅
たとえば少年野球でも、指定された練習着やジャージ(上下2万くらい)、スパイク(1万)、グローブ(2万)、部費(年1万)、大会遠征費用(遠いほど旅費がかかる)などなど・・・
スポーツってなんでもお金がかかります😅
スポーツ用品店に行ったらわかりますが、シンプルなジャージでも上下1万は超えますよね。バレエもそういう他のスポーツと大して変わらないのでは?と個人的には思います。
1. 最初の道具揃え!
始めるときに最低限必要になるのが、バレエシューズ、レオタード、スカート、タイツなどになります。
正直小さい子供のうちの道具は安物でもなんでもいいかなと思います😅
すぐサイズが変わりますし、この道具の違いによって上達に差は最初の頃はそんなにありません。上達してきたら、バレエシューズくらいはチャコットなど有名老舗ブランドのものをお勧めします。
もうサイズの変わらない大人の方は長く使える良質なものを選ぶべきです。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
・バレエシューズ
サイズが変わらない限りずっと使えます。私は下に貼っているチャコットのものを7年くらい使っています。値段も3000円程度です。破れたら買い換えましょう。子供のうちはサイズが小さくなれば買い換える程度です。
・レオタード、スカート
レオタードは教室によっては指定があるので必ず聞いておきましょう。
なければ、好きなものを選んでいいです。レオタードとコーディネートを考えてスカートを巻いている人も多いです。レオタードとスカート合わせて、ピンキリですが子供でノーブランドであれば7000円程度〜チャコットなら20000円程度です。
タイツは消耗品です。1足2000円程度ですが、年に1回以上は買い換えることになるでしょう。
これをとりあえず最初は1つずつ持っておけばいいでしょう。タイツのみ、急に破れることに備えて2足買っておくのをお勧めします。私は楽天で、下に貼り付けた安いものを買っています。格安タイツの中でこれが一番いいと思います。
初心者の道具の選び方については詳しくは別記事にまとめます。
2. お月謝・レッスン代
ざっくり私の経験則ですが、お月謝については
・週1回 5000円
・週2回 7000〜8000円
・週3回以上 10000円
こんな感じです。これに加えて年会費、月会費、入会費が取られる教室もあります。母の会のようなものは大体どこの教室にもあり、先生へのお花代や発表会スタッフのお弁当代など細かい諸費用が集められます。
私の1つ目に通っていたところでは年会費2000円のみでした。
今通っているところでは年会費4500円、発表会の積立として月会費1500円です。
教室によって差がありますが、そこまで大きい金額が取られることはないでしょう。
3. 発表会
発表会が一番大きな出費になります。ここは教室によってだいぶ差があります。
私が一つ目に通っていた教室を例に出すと、
・出演費用 30000円
・衣装代 一着5000円×2
・発表会前の特別レッスン代 20000円
合計60000円
初心者の頃は大体こんな感じでした。(三姉妹でやっているのでよく親はこんなに出してくれるなと大学生になって実感しています😭)
気をつけるべきなのは衣装代です。
①レンタル
大体1着5000円程度で済みます。良心的な教室だとレンタルが多いです。
②購入
既製品の購入であれば1着5万程度です。
自分の体に合わせてオーダーメイドで衣装を発注する形だと最低10万はかかります。
③親が作る
途中まで(型紙など土台部分)はプロに注文、そのあとのサイズ合わせや装飾は親が手作り、という形です。お忙しい家庭ですととても大変になります。
大きく分けるとこの3つがあります。初心者の方であれば間違いなく①の教室をおすすめします。②、③は先生がよくてよっぽどそこの教室にどうしても通いたいというような事情がなければ他の教室でいいと思います。
この部分については入会前に先生にいちど確認をとるのがいいでしょう。
【上達したら】長期的に見るとかかってくるお金
初心者が初年度にかかる費用は以上です。ここからは、上達してからかかるようになってくるお金(長期的な費用)についてお話しします。
1. コンクール
コンクールに出ることを勧める方針の教室であれば、コンクールにもお金がかかってきます。
有名なコンクールの一つ、「ザ・バレコン」を例にとると、
・出演料 30000円
・個人レッスン代 1回2000円×5回程度
・衣装代 5000円
合計45000円
大体こんな感じですがここでも大きく変わるのは衣装で、前述の発表会の欄と同様です。
コンクールは大体都市で開催されるので、地方に住んでいれば遠征費もかかってきます。
またコンクール入賞時に先生にお礼をするのが慣習になっているところもあります。程度は教室によるのでお母様方に聞くと良いと思います。
2. トウシューズ(ポワント)
最初はバレエシューズで基本を習得します。私の場合最初の1年間はバレエシューズのみでの練習でした。頃合いを見て先生がそろそろトウシューズを履きましょう、と言ってくださいます。皆さんが思い浮かべるプロのダンサーの舞台は全てこのトウシューズを使っていて、発表会やコンクールもずっとこのトウシューズを使います。バレエシューズは全体が柔らかいですがこのトウシューズがつま先や足裏が硬くなっており、つま先で立つためのシューズです。これにはたくさんの種類がありますがこの記事では金額面のお話だけします。
大体6000円〜です。これに加えてリボン、ゴム、トウパッドなどが3000円ほどかかります。(初回のみ)
そしてトウシューズは大体3ヶ月くらいで買い換えることになります。役によって違う種類のものを買うこともあります。
トウシューズについて詳しくは別記事を書きます。
3. 男性と組む
発表会や舞台でこのように男性と組んでいるのを見たことはありますか?
バレエが相当上達してからの話ですがこのように男性に支えてもらったり持ち上げてもらったりして一緒に踊ることがあります。(これを「組む」と言ったりします。)
これは早くても中学生からでしょう。そしてバレエの有名作品の主役は必ず男性と組むことになりますので、本気で上手くなろうと思ったら避けては通れません。
発表会で男性と踊る場合は基本的にゲストを呼ぶことになります。
この時の金額が、本当に教室によって様々なのですが私の1つめの教室では10万円でした。(すごく良心的だと思います。)
しかしこれは本当に上達してからの話ですし誰でもが男性と組めるわけではないので初心者の方が教室を選ぶときに重要視する必要はないと思います。